- 自衛官との結婚に憧れている!
- 自衛官と結婚したらどんな結婚生活になるの!?
自衛官との結婚生活は謎に包まれていることが多く、具体的にどんな生活になるのか知りたい人も多いと思います。
そんな人のために、ここでは私が結婚して実際に感じた「自衛官と結婚するメリット・デメリット」についてお伝えしていきますね。
自衛官と結婚すると、妻となる女性はどんな生活を送るのか、イメージを膨らませていただければと思います。
自衛官との結婚はメリットや魅力がたくさん!

お給料が安定している!平均年収は500万円!
安定した経済力は結婚生活を送る上でも重要なポイントですよね。自衛官は国家公務員ですのでお給料は毎月安定しています。
自衛隊で働いていれば倒産やクビの心配もいらないし、大きく給料がカットされることもないのでありがたいですよね。
しかも年功序列で段々とお給料が上がっていくので、 自衛隊の中でも最も数の多い「曹」 と言う階級の自衛官なら30歳になるころには年収500万円になります。
また、パイロットなど特殊な仕事をしていたり、役職を貰うことができれば年収1000万超えることもあります。
例えば、自衛隊の中で一番高給取りと言われる「海上自衛官の艦乗り」の場合は、1回海へ出たら基本給とは別に数十万円の手当がつくこともあるんですよ。
他にも年2回のボーナスでは、 1回のにつき手取りで約50万円ほど支給されることも多いです。
各種手当も充実していて、 住居手当、通勤手当、地域手当、扶養手当、引越手当など、結婚生活にも多いに助かる手当が沢山あります。

一般的な自衛官でも収入はそこそこあるので、妻が専業主婦になっても普通に生活していけますよ!
福利厚生が手厚く家族サポートも充実
自衛官は国家公務員ということもあって、福利厚生がとても充実しています。
例えば「自衛隊官舎」。自衛官の家族であれば、民間アパートよりも格安の家賃で広い間取りの部屋に住むことができます。
官舎に住んでいるのは同じく自衛隊の奥さんたちばかりなので、育児の相談も気軽にできてスグにママ友ができますよ。
また、夫が訓練や災害派遣で居ない時には、お互いに支え合って生活できるメリットもあります。
「官舎の人付き合いが苦手」という人なら、普通の民間アパートに住めば家賃補助も出るので、どちらにせよ家賃は安く済むようになっています。
その他にも、自衛隊家族だけが使える企業の優待サービスがあったり、安い掛金で補償が手厚い生命保険に入れたりと…、とにかくめちゃくちゃ福利厚生は充実しています!

生活するのに普通よりお金がかからないので、貯金が貯まりやすいんですよ!マイホーム資金だってあっと言う間です!
休暇が取りやすいので家族団らんの機会が多い
自衛隊と言えば夜通し訓練をしたり休みなく働くイメージが強いと思います。ですが休暇に関しては「超絶ホワイト」です。
自衛隊では訓練内容によっては休日も関係なく出勤することになりますが、休日出勤した分は代休取得をするよう徹底されているんです。
忙しくない時期には土日の前後に代休を取って、3連休や4連休になることも珍しくありません。
さらにGWやお盆休み、年末年始などの連休には、溜まった代休をくっつけて2週間近くも休暇をとる人が多いんですよ!
これだけ休みが取れたらゆっくり帰省や旅行もできるし、家族の思い出作りにもバッチリですよね。

中には毎年、奥さんを連れて海外旅行に出かける人もいますよ!
夫はイクメンで家族想い!
自衛隊ではイクメンで家族想いの自衛官が多いんです。
その証拠に、自衛官家庭は一般的な職業の家庭と比べて「子だくさん率」が比較的高いです。3人、4人兄弟も珍しくありません。
収入的な理由もあるんでしょうけど、やっぱり一番の理由は「夫が育児に協力してくれるから」でしょうね。
実は自衛官は普段から寮生活をしているので、一通りの家事はこなせるように教育されています。
「掃除、洗濯、アイロンがけ」は主婦レベルと同等かそれ以上。奥さんが育児で手が離せないときも代りにしっかり家事をやってくれます。
ブラック企業勤めで家庭を顧みない男性が多い日本において、一緒に家事・育児をしてくれる自衛官男性は結婚相手としてもポイント高いですよね。
これは自衛隊では昔から「家族を大切にできない人は国も守れない、家族を大切にしろ」と指導している結果だそうですよ。

自衛官は一度訓練や災害派遣に言ってしまうとなかなか帰ってきませんが、家に帰ると積極的に奥さんに尽くす人が多いですよ。
夫は健康的で病気とは無縁!?
自衛官は職業柄いつも体を鍛えているので、メタボ体型やたるんだお腹とは無縁です。
30代にもなるとお腹がポコンと出る男性が多い中、自衛官だけは何歳になっても魅力的な肉体を維持しています。
休日でも家で腹筋や腕立てをしたり、ランニングで汗を流す自衛官は多いですよ。
いつまでも元気に働いてくれるので、家庭を支える大黒柱としても頼もしいですよね。
それに、筋肉質で健康的な体をしていると、ケガをしたり病気になるリスクも低いです。
もしも万が一ケガや病気をしたとしても、自衛官は自衛隊病院で治療すれば医療費は無料!
これなら医療費が家計を圧迫する不安も無いし安心ですね。

自衛官との結婚は、一般男性よりも色々なメリットや魅力があります!安定志向で円満な家庭を築きたい人には、自衛官との結婚はぴったりだと思いますよ!
自衛官と結婚するデメリットは?自衛官妻は苦労ばっかり?

どんな人と結婚しても苦労は必ずあります。もちろん自衛官と結婚しても、妻としては気に入らないことやデメリットに感じることがいくつかあります。
ココでは実際に自衛官妻となった私が感じた「自衛官と結婚して苦労したこと、デメリット」などをご紹介していきます。
最初からどんな苦労が待ち受けているかを知っておけば、いざ実際に結婚生活を送ったときも慌てずに対処することができますよ!
訓練で何日も家に帰ってこないときがある
自衛官は一度演習に行ってしまえば1週間は家に帰って事ないことはザラにあります。
海上自衛官で海の上で働いている人なら、一度出港すれば3か月~半年間は帰ってきません。
たとえば妊娠中で心身ともに不安定な時期も、夫がいない時は1人で乗り切るしかありません。
子供が生まれれば、夫が不在の時はワンオペ育児も覚悟しなければいけません。
ですが、官舎に住んでいれば周りは事情を知っている奥さんたちばかりです。皆さん親切に手助けしてくれますし、何なら夫よりも頼りにることもあります。
それに夫といつも一緒に入れるのは嬉しいですが、毎日顔を合わせていると疲れることもあるし喧嘩に発展することも多いですよね?
訓練などで適度に会えない期間があることで、お互いにリフレッシュできるので、結果的に良い夫婦関係が長続きするんですよ。
それに夫がいない時は寝坊もし放題だし、自由に時間が使えるので趣味に没頭できます。

夫が不在のときは少し心細いですが、亭主元気で留守が良い人なら自衛官との結婚生活はまさに天国かもしれません。
全国転勤で引っ越しだらけの生活
自衛官と結婚すると苦労するのは「転勤が多い」と言うこと。幹部自衛官などは2~3年で引越しますし、一般的な自衛官でも3年~6年で転勤があります。
せっかく慣れた土地を離れて、まったく知らない土地で一から生活を始めるのは大変です。
自衛官と結婚して転勤族の妻となることで、安定した職業に就くことは難しいですし、子供がいれば転校などで頭を悩ませることもあります。
ただ、自衛隊ではそんな家族の大変さを少しでも減らせるように、引越手当や官舎、自衛隊家族同士の交流などでサポートをしてくれます。
そのおかげで転勤して新しい土地に行っても、家族共々スグに友達も出来ますし、生活に必要な情報は簡単に集めることができます。
結婚してから最初に転勤するときは悲しかったですが、慣れてくると「次の転勤先の観光地や名物は何だろう」とワクワクする気持ちも生まれてきますよ!

それに、ここだけの話ですが「転勤族の妻だから働けない」という免罪符が持てるので、堂々と専業主婦になる道を選べます。
危険な仕事で心配が絶えない
自衛官は時と場合によっては危険な任務をこなすこともあります。
不発弾処理や海外派遣・災害派遣などになると、ケガをする可能性だってありますし、命が危ぶまれることだってあります。
万が一夫が任務中に亡くなってしまったら、家族はどうなるのか心配になりますよね。
でも自衛隊では万が一に備えて医療制度も保障制度もしっかり整えています。
治療が無料の自衛隊病院もありますし、職場には医療の資格を持った隊員もいます。
それに自衛隊の団体生命保険には、民間の生命保険よりも格安の掛金で大きな保障を受け取れるものもあります。
ほとんどの自衛官は自衛隊の団体生命保険に加入しているので、万が一の事が起こっても残された家族が路頭に迷うといった心配はありません。

自衛官は危険な職業ですが、その分しっかりと手厚い保障や医療が受けられるので安心ですね。
自衛官は定年が早いので再就職必須
自衛官の定年退職年齢は早い人で53歳です。これは一般的な公務員と比べても10年ほど早いので、定年退職後も再就職が必須となります。
そもそも50代の男性が再就職を探すって大変ですよね?普通の企業を退職した人なら苦労すると思います。
そこで自衛隊では定年退職する自衛官を対象に、求人の斡旋や再就職に必要な資格取得のサポートといった再就職支援を行っています。
そのおかげで定年前には再就職先が決まる人も多く、年金を貰える年齢になるまで安定して働く自衛官が多いんですよ。
ですが一部の幹部自衛官を除いて、ほとんどの自衛官は現役時代よりも年収が下がってしまいます。
そこで、早く定年することで生活に支障が出ないように、自衛隊から「若年給付金」という退職金とは別の給付金が貰えることになっています。
再就職先の給料と給付金を合わせることで、自衛隊を定年退職したあとも安定した生活が送れるようになっているんですね。

定年が普通より早いのは心配ですが、普通の民間企業と比べると再就職もしやすいです!自衛官の老後はは恵まれているとも言えますね!
浮気や不倫で離婚率が高い!?
自衛官は離婚率が高い職業っていう噂を聞いたことはありませんか?
離婚率が高い職業の人との結婚は不安要素の一つですよね。
確かに自衛官はモテるし女性から人気があります。それに不在がちになることが多いので、浮気や不倫をしやすい環境とも言えます。
離婚後は養育費の未払いをする男性も多いって聞きますし、もしもシングルマザーになったら生活していけるか心配になりますよね。
でも安心してください。自衛官の身分は公務員なので、慰謝料や養育費などの未払いがないように 、もしもの時は給料差し押さえができます。
これで慰謝料や養育費などの取り逃しを防げるので安心ですよ。

自衛官と結婚すれば、万が一離婚したとしてもその後の生活の心配もいらないのかもしれませんね…。
自衛官との結婚は、生活面ではかなり恵まれている

- 安定した結婚生活を送りたい
- 結婚して専業主婦になりたい
- 老後も安泰した生活を送りたい
そう思っているなら、自衛官との結婚は結構理想的な生活になるかもしれませんよ!
自衛隊の場合は手厚い福利厚生や家族へのサポートが充実しているので、個人的には他の職業の人と結婚するよりも生活面ではかなり恵まれていると思ってます。
もちろん国を守る自衛官の妻として苦労することもあると思いますが、安定した結婚生活を考えるとそれほど大変な事ではありません。
もし自衛官との結婚に興味があったら、ぜひ自衛隊婚活をしてみてくださいね!